奇跡のはちみつ「マヌカハニー」

マヌカハニーはニュージーランドの一部に生息するマヌカ(学名:ギョリュウバイ)の花の蜜から作られたはちみつです。

オーストラリアの一部の地域にもマヌカは生息していますが、少量のため商品化することが難しいため、流通しているマヌカハニーのほぼ100%がニュージーランド産です。

マヌカとはマオリ語で「復活の木」、「癒しの木」などを意味し、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族は樹液や葉を薬として用いました。

マヌカハニーには特別な殺菌成分が含まれ、大腸菌、腸球菌、ピロリ菌の抑制や殺菌、消化性潰瘍やその他の感染症の治療に高い効果があることが発表され一躍話題になりました。

はちみつに含まれる殺菌成分「過酸化水素」

はちみつは古代のスペインやエジプトなど、世界中の様々な地域で古くから食品としてだけではなく、伝統的な民間医療薬として使われてきました。

主に火傷や切り傷に散布をしたり、目薬として用いられていたそうです。

なぜそのように伝統薬として用いられてきたかというと、天然はちみつには過酸化水素という殺菌成分が含まれているからなんです。

薬品としての過酸化水素は消毒や殺菌に用いられるように、はちみつに含まれている過酸化水素は体内の悪玉菌や外傷の殺菌などに有効と考えられています。

含有量の差はありますが、一般的な天然はちみつにも殺菌成分があるのにどうしてマヌカハニーに大きな注目が集まっているのかというと、もう一つの殺菌成分、食品メチルグリオキサールの存在があるからなんです。

マヌカハニーだけに多く含まれる殺菌成分「食品メチルグリオキサール」

マヌカハニー研究の第一人者であるニュージーランド国立ワイカト大学、ピーター・モラン博士。

博士の研究によりマヌカハニーにはその他のはちみつには含まれない殺菌成分、当時は非過酸化水素(ユニーク・マヌカ・ファクター)と呼ばれた食品メチルグリオキサールの存在を明らかになりました。

マヌカハニーには収穫される地域や純度により含有量は異なりますが、食品メチルグリオキサールと過酸化水素の両方が含まれる唯一のはちみつで、食品メチルグリオキサールの存在によりピロリ菌や大腸菌などの悪玉菌に対して、より一般的な天然はちみつよりも高い殺菌効果を発揮すると検証がされました。

ピーター・モラン博士の論文「What‘s special about Active Manuka Honey」ではこのような記載があります。

マヌカハニーの非過酸化水素が持つ抗菌作用は、過酸化水素の抗菌作用を持つはちみつよりもある特定の菌種に対してより高い効果を発揮します。例えば、マヌカハニーは大腸菌や腸球菌などに対しておよそ2倍近い効果があります。

(原文)Active Manuka Honey, with its non-peroxide, antibacterial activity, is more effective than honey with activity due to hydrogen peroxide against some other types of bacteria. For example, it is about twice as effective as other honey against Eschericihia coli and against Enterococci, species that are common causes of infection in wounds.

このようにマヌカハニーに特別な効能を与えるのに必要不可欠なのが、食品メチルグリオキサールという殺菌成分の存在です。

当初は食品メチルグリオキサールを含むマヌカハニーはUMFマヌカハニーやアクティブマヌカハニーとして知られ、ニュージーランドで一躍注目され、その後は世界中に知られるような特別なはちみつとなりました。

食品メチルグリオキサールに関する詳しい説明はAll About マヌカハニーのこちらのページもご覧ください。

リファレンス

  • PC Molan, What‘s special about Active Manuka Honey

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